ババーンと推参!
勇気無限大ミスターEです。
今回はナレッジ君で開発部内で共有されていた
よく使われるビルドイン関数についてご説明したいと思います!
ナレッジ君へ共有していただいたのは
ドジっ子Ⅰさん
以下、ナレッジ君で共有された内容
1. はじめに
Build-in-Function(ビルドイン関数)とは
OutSystemsから提供されている関数です!
ExpressionのBuildInFunctionフォルダに格納されています!
↑紫色の文字はビルドイン関数
2.主に使用される関数(一例)
・If()
・GetUserId()
・NullIdentifier()
・CheckRole()
・CurrDateTime()
・IntegerToText()
・DateTimeToText()
・ToObject()
・Length()
・FormatText(,,,,)
3.解説
If()
If(Boolean, Generic1, Generic2)型:返り値による
BooleanがTrueを返したらGenericが返され、それ以外の場合Generic2が返されます。
例
If(1+1=2,”正解”,”間違い”)=正解
If(1+1=3,”正解”,”間違い”)=間違い
GetUserId()
GetUserId()型:UserId
現在自身がログインしているユーザのIdを返します。未ログイン時はNullIdentifier()=0を返します!
CheckRole()
CheckRole(RoleId, UserId)型:Boolean
指定されたユーザ(UserId)が特定のロール(RoleId)を持っていた場合、Trueを返します。
RoleIdはRoles.ロール名で取得できます!!
NullIdentifier()
NullIdentifier()型: エンティティ参照
Integer型およびLong Integer型Idに有効なnullの識別子を返します。
例
NullIdentifier()=0
CurrDateTime()
CurrDateTime()型:Date
クライアント側で使用:デバイスの日付、時刻を返します。
サーバ側で使用:PlatformServerの日付と時刻を返します。
IntegerToText()
IntegerToText(Integer)型:Text
(Integer)をtext値に変換します。
例
IntegerToText(2002)=”2002″
DateTimeToText()
DateTimeToText(datetime)型:Text
DateTimeを指定された形式のText値に変換します!
例
DateTimeToText(#2024-03-04 12:34:00#)=”2024-03-04 12:34:00″
DateTimeToText(#2024-03-04#)=”2024-03-04 00:00:00″
DateTimeToText(#12:34:00#)=”1900-01-01 12:34:00″
変換後→”Text型”
text型のアトリビュートに保存されている!!!!!
ToObject()
ToObject(Expression値)型:Object型
Expressionの値をObject型に変換します。
Length()
Length(text)型:Integer
textの文字数を返します!
例
Length(“こんにちは”)=5
FormatText()
FormatText(Text,最小文字数,最大文字数,左右どちらに埋め込むか,埋め込み文字)型:Text
入力されたTextを指定された文字数に収まるように出力します。
Booleanでは文字が足りない場合、True,Falseによって左右どちらに文字を埋め込むかを決めます。
例
左を削る場合
FormatText(“12345678”,3,6,True,”#”)
=”876543″
右を削る場合
FormatText(“12345678”,3,6,False,”#”)
=”123456″
文字が足りない場合(埋め込み)
左に埋め込む場合
FormatText(“12”,3,6,True,”#”)
=”#12″
右に埋め込む場合
FormatText(“12”,3,6,False,”#”)
=”12#”
以下、後書き(本編とは関係ない雑談です!)
今回も紹介するにあたって名乗りたい通り名を聞いたところ
少し考えますと言い、2日後に回答いただいた名前が
「ドジっ子Ⅰ」でお願いいたします。
自分でドジっ子を名乗るお茶目な一面を垣間見せるドジっ子Iさん!
今後も大注目の1人です!