【IT中級者講座】非同期処理、同期処理とは?

養命酒始めました。
開発部のミスターEです。

今回は”非同期処理”、”同期処理”についてお話したいと思います。

同期処理
同期処理は複数の処理を実行する際に順番一つずつ処理が実行されます。
プログラムに記載したとおりの順番で処理が実行されますので
処理全体を把握しやすい点が上げられます。
しかしデメリットとして一旦全て終わるまで次の新しい処理が実行されません。

非同期処理
非同期処理は複数の処理をする際に反応を待たないで次の処理が実行されます。
実行の順番を待たないため、処理が完了する順序はその都度異なります。
半面、現在何の処理を行っているのかなどプログラムの全体像が複雑になりやすくあります。

例えば、「処理1」「処理2」の処理をするアプリケーションに、
ユーザーAから「処理1,2」を処理するリクエスト、
ユーザーBから「処理1」のみ処理するリクエストがあった場合。

同期処理の場合は・・・
ユーザーAの「処理1,2」が終わるまでユーザーBの「処理1」が開始されません。

非同期処理の場合は・・・

ユーザーBはユーザーAの「処理1,2」が終わるのを待たずに
「処理1」を開始して処理結果を返すことができます。

このように非同期処理をうまく活用すると
処理速度を速められることができます。

今回のご説明は以上となります。
お酒は程々に!

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